ANM-0056 時波の差し込み

ANOMALIA ID: ANM-0056

名称: 時波の差し込み

分類: DATA-DEPENDENT / TEMPORAL-TRIGGERED / AREA-BOUND

危険度: Level2

影響範囲タグ: LOCAL

概要:

複数地点にて、時系列のずれや記録データの混入が同時に観測されている。消費電流記録や電力供給データが深夜帯において、実際の稼働状況と照合できない異常な出力を示したほか、監視映像や環境ロガーが過去の時点の情報を断続的に重ねて投影する例も確認されている。これらは通常の計測機器の故障や外部要因では説明が困難であり、観測された範囲では一定の区域・施設に限られるが、発生時間はばらばらである。

発生条件:

深夜帯または事業所の無人時間帯に発生例が多いが、特定時間に限定されず、複数種の計測機器(電力メーター、自動ロガー、映像監視装置)に影響が観測されている。介入や操作は確認されておらず、外部装置の持込による検証でも依然として異常が現れている。

観測ログ:

2002-11-04 / 岡山県津山市東一宮工業団地

電力メーター読取装置にて深夜2:13、工場棟の全ライン消灯状態にもかかわらず外部電力供給記録が最大値を示す。自動制御盤の通信ログは正常稼働のまま時刻送信を完了している。

2006-05-19 / 北海道札幌市厚別区事業所サーバールーム

同施設内UPS監視端末にて深夜帯、19:38~20:01の間で、予備バッテリーの自動切替作動記録が反映無し。時系列検証にて、この時間帯の消費電流データが出力されていないことが判明。

2006-05-27 / 北海道札幌市厚別区事業所サーバールーム

外部より持込の消費電流記録計を使用し24時間監測を行ったが、19:38以降のデータから突然2日前の機器稼働記録が混入し、時系列上稼働前の装置状態が先行して記録されていた。

2011-09-09 / 宮城県仙台市泉区地下駐車場

CO2濃度測定器の自動ロガーが未明4:12に最大閾値異常アラームを発報。現場調査時、アラーム記録時点の時間に駐車場照明が点灯開始となっていたことが監視カメラ映像に保存されている。

2014-12-03 / 大阪府東大阪市物流拠点倉庫

無人時間帯の監視映像と温湿度データ送信装置にて、午前3:07~3:22の間に搬入口扉側の測定ログが急減波形を記録。直後の録画記録上、同じ範囲で2日前の人影が断続的に重複表示されている。

影響:

異常な電力供給データや消費電流記録、時系列の逆転や混入が発生し、通常の監視運用において記録の信頼性を低下させている。映像に過去の人影が現れ、環境センサー異常が発報されるなど、実時間との照合が困難な事象も含まれる。

備考:

各地点で発生は局所的かつ断片的であり、物理的な装置の故障や外部信号の干渉では説明されていない。2日前の情報の投影や先行記録の混入は、現行の時間計測概念と整合しない。系統的な関連性や基準は不明。最新の調査でも因果関係の解明はされていない。

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