ANM-0038 乾湿の歩調

ANOMALIA ID: ANM-0038

名称: 乾湿の歩調

分類: LOCATION-DEPENDENT / VISUAL-CONTACT / TEMPORAL-TRIGGERED

危険度: Level2

影響範囲タグ: LOCAL

概要:

兵庫県赤穂市坂越湾沿い遊歩道および神奈川県藤沢市辻堂西浜人工磯沿い広場の舗装路上に、湿り気の変動を伴う斑点状の異質な痕跡が現れる。これらの痕跡は、最初は乾いた斑点として現れ、その中心部にイモリ類の両生類が静止しているのを確認できるが、時間・場所を経るとフェード状の濡れ色や変色に移行し、干からびた両生類が残されていたり、黒い大型の両生類が歩行した痕跡があるとされる。対象地域のアスファルト上で観測されているが、その発生と消失の様子、両生類の存在の仕方に一貫性が欠ける。

発生条件:

坂越湾沿い及び辻堂西浜に限定されている地点で、早朝あるいは夜間、特定の時間帯に異様な舗装面の変化が観察されている。斑点の出現は人為的な痕跡や足跡を伴わない状態で突然発見されることが多く、外的な要因は特定困難である。

観測ログ:

・2002-11-13 / 兵庫県赤穂市坂越湾沿い遊歩道

早朝、以前は存在しなかったアスファルト斑点が遊歩道の海側に沿って複数並んでいるのを発見。斑点の中央には濡れたイモリ数匹がじっと静止していた。

・2005-03-29 / 兵庫県赤穂市坂越湾沿い遊歩道

夜間パトロール時、数メートル間隔でアスファルトにフェード状の濡れ色が発生し、中央付近には既に干からびたイモリが複数みられた。誰も足跡や持ち去りの形跡に気づいていない。

・2007-02-08 / 神奈川県藤沢市辻堂西浜・人工磯沿い広場

午後15時台、舗装路に沿って大型の黒い両生類が数匹歩行。直後の現場写真には黒い体の個体は写っておらず、代わりに周囲の舗装が薄い灰色に変色していた。

・2012-09-06 / 神奈川県藤沢市辻堂西浜・人工磯沿い広場

同地で複数の子供たちが「前日に大きなトカゲみたいな生き物を見た」と報告。朝の点検ではアスファルト上の両生類や湿った痕は一切認められなかった。

影響:

対象地域の舗装路面上に異質な乾湿パターンが発生し、両生類がそこに居着くかのように見られるが、実際の個体の痕跡は不連続である。干からびや発見者の目撃間隔に不整合が存在し、現存確認が困難。観察者による直接的な接触や周囲への被害は報告されていない。

備考:

複数年にわたる観測にもかかわらず、一貫した両生類個体の継続観察は確認されていない。黒い両生類の姿が直後の写真には映っていない点や、濡れ色のフェードの仕方に異常な点がある。最後の観測では同地で目撃証言はあるが、痕跡が消失していた。これらの矛盾や断続的な出現パターンの原因は不明。

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