ANOMALIA ID: ANM-0026
名称: 逆刻映像
分類: ARCHIVE-TRIGGERED / LOCATION-DEPENDENT / TEMPORAL-TRIGGERED
危険度: Level 2
影響範囲タグ: LOCAL / INFORMATIONAL
概要:
岩手県盛岡市旧県庁舎地下倉庫の監視録画装置に、作成日時を超前すると思われる映像ファイルが自動生成・複製されている。映像内には、本来その場所に存在しないはずの管理職員の影や、未来の日付を示す記録が混在し、同一日に同時刻付近の記録装置同士でデータの不一致が確認される。また、該当倉庫の壁時計が特定時間で停止する事象も併発している。
発生条件:
地下倉庫の特定旧型デジタル映像装置が稼働中に、深夜から早朝の時間帯に不定期で発生。類似の映像データは他地域の同型装置に自動複製される現象も確認されているが、複製完了時刻は現地の営業時間中である。
観測ログ:
2024-04-19 / 盛岡市 旧県庁舎地下倉庫
保管ラック一番下段のデジタル映像記録装置に、夜間4時台に撮影されたと思われる廃墟内巡回映像ファイルが自動生成されていた。映像内に記録当日未入室の管理職員Aの影が数秒映り込むが、管理職員Aの勤務記録は前日付で退館済み。

同日早朝点検時、映像記録装置のファイル一覧に巡回映像が存在しなかったが、当日の監視当番である管理職員Aは定刻通りに地下倉庫へ入室し点検簿に異常記録はなし。倉庫内壁時計は午前4時42分で停止していたが、全館停電や時刻異常の記録は存在しなかった。
2024-04-22 / 八戸市 中央書店2階AVコーナー
同型録画装置で保存中の前週盛岡記録データが午後営業中に自動複製された旨のポップアップ通知が表示された。複製ファイル内には管理職員Aに似た人物が現れつつ、同日付の映像には本来未登場の職員Bの発話も同時に記録されていた。

2024-04-17 / 盛岡市 旧県庁舎地下倉庫
廃棄予定の初期型デジタルカメラにて、搬出予定リストにあった職員Bの入室映像が再生されたが、映像の日付は本来の撮影日から2日先であり、該当期間の入室検知は一切なかった。
影響:
・記録装置に未確認の映像ファイルが発生・消失を繰り返し、現実の勤務記録や勤務状況と一致しない人物の影像が映り込む。
・壁時計の不自然な時刻停止が散発的に報告される一方、施設全体の時系列及び電力系統には影響は見られない。
・データの複製が同型装置間で自動的に行われ、その際同一映像に別日の人物発話が混入するケースがある。
備考:
・映像内に登場する管理者の存在は実際の勤務記録と対立しており、時間軸の整合が取れない。
・停止した壁時計と異なる装置の映像データに時間的矛盾が散見されるが、その関係性や原因は不明。
・複製映像の発生時刻や映像内容に被写体の「未来的」登場が確認されることから、通常の録画・保存の過程とは異なる要素が関与している模様。
・廃棄予定の旧型機器が映像補遺を行う現象も観測されており、異常現象の装置依存性が示唆されるが詳細は判明していない。