ANOMALIA ID: ANM-0025
名称: 記録の目覚め
分類: ARCHIVE-TRIGGERED / LOCATION-DEPENDENT / OBJECT-INTERACTION
危険度: Level 2
影響範囲タグ: LOCAL / INFORMATIONAL
概要:
複数地点の書類や記録媒体に、時系列を無視した内容の自動追加や改変と思われる現象が観測された。記録の物理的変化、不可解な動き、異時点の情報の混在など、記録作成と管理を司るはずの媒体自体が意図のない更新を受けているように見える。
発生条件:
複数の港湾及び文書保存施設の特定区域や保存棚で発生している。時間帯や管理者の操作とは無関係に変動する様子が記録されている。
観測ログ:
1. 2023-10-17 / 北海道苫小牧市・旧港湾倉庫B棟
屋内の記録室で保存済みの船舶操縦日誌を確認したところ、昨年廃棄されたはずの他港の出入庫記録が、今朝の時点で完璧な手書きで追加されていた。
2. 2023-10-17 / 北海道苫小牧市・旧港湾倉庫B棟
倉庫南端の床板一列の模様が、午前6時の時点で旧水路図に似たパターンへ徐々に変型していくのを記録した。倉庫管理台帳上、その部分の床は数年前にコンクリートへ全面改修済みとなっている。

3. 2023-10-16 / 愛知県碧南市・市立文書保存庫
電子化済みの記録ファイル群に、「苫小牧港から碧南港への物品出荷記録(2023-10-18付)」が自動追加されていた。現地確認では、出荷対象となっているコンテナはいずれも碧南側の倉庫でまだ未着状態であった。
4. 2023-10-19 / 愛知県碧南市・市立文書保存庫
保存庫北側区域に設置された監視カメラ映像にて、半透明の帳簿が2冊自力で書架を移動し別の棚に入る様子が7時23分に捉えられた。実物帳簿を調べたが、すでに3時間前から所在が不明のままである。
5. 2023-10-18 / 北海道苫小牧市・旧港湾倉庫B棟
午前7時の点検時、全ての過去一年分の記録帳簿が棚の間に薄く溶けたように混ざり合い、一冊分の厚みしかない状態となっていた。記録内容を確認すると、数日後の日付の貨物搬出入記録が既に記載されていた。
影響:
・記録媒体の改変、消失、移動が断続的に起きている。
・存在しないはずの未来の記録が追加されている。
・書類の実体をもった帳簿が自力で移動する映像が存在する。
・対象書類や構造物の物理的特性が時間帯により変化する様子が観測されている。
備考:
・倉庫床板のコンクリート化と変化現象の共存は説明がついていない。
・未来の日付を含む記録の追加が物理的に意味をなさない時点で行われている。
・帳簿の半透明化と自律移動は通常の物理法則に合致しない。
・関係する地点間での記録情報が関連し合っている可能性はあるが、明確な連動性は不明。